篠永酒造は暑いっっ!
2001/07/13

おひさしぶりの蔵便りになってしまいました。
御中元シーズンといっても、冬よりは暇なはずなのですが篠永酒造は忙しい。
それはなぜか?
それは人が少ないから・・・ただそれだけ・・
岐阜の蔵元の友人なんかは海外旅行しまくってるというのに。

さらに篠永酒造は暑いっっ!
クーラーなんてないから汗だらだらで仕事してます。
さらに蚊はいっぱいいるし、蝉はなくわ、蛙はげこげこなくわ、燕は巣をつくるわ
猫は暑くて蔵で伸びてるわ、こっちも伸びそうです。
人間が伸びても日本酒が伸びちゃあいけないので
新酒の吟醸酒くんたちはすべて6℃の冷蔵庫の中で着々と熟成しています。

夏の間そうやって熟成した酒は、秋ごろふくらみのあるバランスのよいお酒になるので
「秋上がり」するといいます。
森の翠の場合、特に「山田錦」で造った酒は「秋上がり」します。
ワインと同じで日本酒も熟成が大事ですね。
他県では新酒を必ず1年ねかせないと商品にしない蔵もあります。
谷井さんのお店に置いている山田錦の酒は1年古酒ですが、保管状態もいいので
まったりとした味わいとやわらかい吟醸香でかなりよい状態です。

ところで、先月あたりからテレビやラジオで日本酒メーカー(某)の
「今年も全国新酒鑑評会金賞受賞しました!」というCMをちらほら聞きませんか?


5月の末に東広島市で公開された
「全国新酒鑑評会」に私も行ってきました


参加蔵は 約1100箇所。
酒類総合研究所(旧 国税庁醸造研究所)の厳選な公開審査です。



森の翠は、おしくも金賞にはなりませんでしたが
入賞(銀賞みたいなもん)しました

お酒は利きじょこに注いでいる酒をマイコップ(ポリの透明のやつ)
にスポイトで入れてきき酒していきます。
会場には酒のビンがずらーっと並んでてけっこう壮観です

8月には「呑切り」(のみきり)という酒蔵独特の行事を
報告します、では。