篠永酒造が登録有形文化財へ
2003/09/26

今日は天気がよく撮影日和でした
車にひかれそうになりながら篠永酒造の建物を撮りました

9月19日、篠永酒造の建物が国に対して ”登録有形文化財 ”とするよう答申されました(ほぼ確定)
愛媛県のテレビ局3社が急に撮影に来てびっくりしました
そういえば三ヶ月前に国や愛媛県から視察団が来られてました
えっ?そんなところまで見るの、と思った記憶があります

それで、なぜ篠永酒造が ”登録有形文化財 ”なのかというと・・・
四国八十八ヶ所の遍路道沿いにあり景観に寄与しているのと
建てられた当時から商売をしているということも評価されたそうです
これに指定されると建物を勝手に改築できなくなりますが、修繕の費用が少ーしでるそうです

そこで今回は篠永酒造の有形文化財になるだろう一部をご紹介!
まずは篠永酒造の顔とも言える主屋
主屋
1886年(明治19年)ごろ建てられたものです
明治19年といえば創業の年です 「森の翠」は建物とともに今年で117年ということです
う〜ん、私って古いところで仕事してるんだーと今さら感心しながら
その主屋に入って右にいくと ”東酒蔵 ”という建物に続きます

東酒蔵
”東酒蔵 ”も明治19年の建物です
昔は、ここで酒の仕込みが行われていた
のでそう呼ばれています
現在は倉庫兼作業場兼事務所みたいに
なっております

実は、ただいま私がこのパソコンを
打っているところです
さすがは元酒蔵、夏も案外涼しく
冬場は昼でも4℃まで下がります


ここの二階(かつて酒母室)は資材置き場になっていて、そこの梁がけっこう見ごたえありです
ボーっとして歩いていると、この梁によく頭ぶつけるので危険(私だけか?)

ソロバン そうやって歩いていると梁の一本にさりげなく
おきっぱなしになっている昭和の遺物発見!

このソロバンは誰が使ったんやろ?
昔の番頭さん?それとも杜氏さん?
案外最近まで使ってたりして・・・などと
過去に思いをはせながら”東酒蔵 ”の奥から
西に行くと”米蔵 ”と呼ばれる土蔵があります

米蔵
”米蔵 ”は昭和12年建築の建物です
現在は物置になっております
米蔵の外壁の ”なまこ壁 ”という、瓦を使った
(知らなかった!)
花のような模様の部分が今では珍しいそうです
今までは壁の前が空き瓶置き場になっいて
肝心の ”なまこ壁 ”は隠れていました
よく見ればこんなにキレイなのにぃ・・・反省

毎日過ごしている場所なので慣れてしまって
「古い」のが普通になっていましたが
こうして改めて過ぎた年月を想像しながら見ると
「古い」のも深みがあってイイナーなどと
少し嬉しい今日このごろです

そうそう、衝撃の事実発覚です
こないだ新居浜の科学館にぶらりと寄って
その中にある「愛媛県の野生生物」という剥製展示のゾーンでびっくり!
うちの蔵に来ていたハクビシンと思ってたケモノはハクビシンでなくてアナグマでした!
がーん!!
ショックでしばらく立ち直れませんっっ
私は今 「アナグマって何っ?アナグマの来る蔵って・・・(T_T)」 って心境です
そういえば地面掘ってたかも  ※⇒【 篠永酒造に××現る!】を再チェック!!

ところでアナグマは穴を掘って家族単位で暮らすそうです
有形文化財の地下はアナグマの一家団欒がみれる?・・・かも