| 頑張ってやってみます! |
| 2004/11/03 ご無沙汰しておりました。 まず皆様にお知らせしないといけません。 30年近く『 森の翠 』を造り続けてきた佐藤杜氏が会社の都合で来て頂くことができなくなりました。 私達には9月下旬に通知されました。(会社ではもっと早くに決まっていたのだと思います) その理由は、はっきりとは書けないのですが "日本酒の需要の減少" とでも書いたらわかって頂けるでしょうか。 私自身それから1ヶ月近く、本当に葛藤しました。突然のことでかなりのショックでした。 7年前、他蔵を辞めた私を受け入れてくれたのは『 森の翠 』の佐藤杜氏だったからです。 「女性が蔵に入るのなんてもう普通だよ」と、さらりと言ってくれたのを覚えています。 そして『 森の翠 』を吟醸酒も造れる蔵にしたのは佐藤杜氏です。 会社としては日本酒の部門をやめるかどうか迷っているようでした。 私は一従業員ですし「みんなで造ってみませんか?」という責任の重い言葉が、なかなか 言えませんでした。 『 森の翠 』を辞めて、また他の蔵に行こうかな・・・ 結婚もしたし日本酒業界辞めちゃおうかなと思ったのも本当です。 でも一年でも蔵をやめてしまったら『 森の翠 』は二度と復活できない! 私は今まで何してきたんだろうっていう、くやしさが勝ったようです。 そういうようなことを伝えると、社長もひとこと「やってみなさい」と言ってくれました。 蔵の人数の補強はありません。篠永専務と番頭の篠原さんと私の三人です。 清酒に関しては経費の面からも酒造好適米の山田錦で造ることはできません。 仕込みの本数を減らし、松山三井を中心に一本ずつ丁寧にやってみようと思います。 佐藤杜氏は、麹も酒母もモロミもすべて五感で覚えることを教えてくれました。 教科書に載っているような数字を言うとよく怒られたものです。 今になると、それが少しでも自信につながるような気がします。 あぁ、でもまだまだおやっさんと一緒に酒造りをして教えていただきたかった・・・! 11月19日が仕事始めです。 やると決めたからには、あとはひたすらやるのみです。 酒造計画は立てたので(私にとってはこれもひと苦労)蔵の準備をしています。 こうやって決心を書いていてもドキドキして逃げ出したい気分です。 がんばってやってみます!みなさん応援よろしく!お願いします |