Lesson.1
ワインって、こんな飲み物
あなたの生活を、より楽しく豊かな気持ちにさせてくれる飲み物です

● ワインは何からできているの?
● 赤・白・ロゼワインの違いは?
● 味わいを表す言葉に「ボディ」ってあるのは、なんのこと?
● 酸化防止剤の亜硫酸やソルビン酸って、身体に害はないの?
● ポリフェノールは赤ワインに多く含まれるの?白には?
  どんなふうに身体にいいの?


ワインは何からできているの?

● ワインはぶどうから造られる、とってもナチュラルなお酒

ワインはビールや日本酒と同じ「醸造酒」。酵母菌によってぶどうの糖分を分解して
醗酵させ、アルコールを作り出すの。
でも、ぶどうにはもともと水分が沢山あるため、水は一滴も加えないのよ。
まさにぶどう果汁100%で造られる、ナチュラルで健康的なお酒ね。

日本では「桃ワイン」や、「いちごワイン」なんて書かれたお酒をよく見かけるけど
『 ワイン法 』と言う、ちゃんした法律のあるヨーロッパでは、ぶどうが原料のお酒しか
「ワイン」とは呼べないのよ。




赤・白・ロゼワインの違いは?

● 作り方や、ぶどうの種類によってちがってくるの

白ワインは、たいがいは皮の黒くないぶどうをつぶして、その果汁だけを醗酵させて造ります。
でも「果汁」だけを使うので、黒いぶどうからでも白ワインを造ることはできるの。
ピノ・ノワールを使って造るシャンパンなどがあるわね。

赤ワインは、黒や紫色をした、濃い果皮のぶどうが原料。
しぼった果汁は、皮や種と一緒に醗酵させるの。鮮やかな赤色や、タンニンと呼ばれる渋味は
皮や種から果汁に溶け出した自然の成分なのね。

ロゼワインは、赤ワインと同じように黒い皮のぶどうを皮や種ごと醗酵させるのだけど
ちょうどよい色合いになったところを見計らって、途中で皮と種を取り除くの。
同じロゼワインでも、桜色から、いわゆる玉ねぎの皮色までいろんな色があって、とってもきれい。
食卓が華やいで、とてもロマンチックね。




味わいを表す言葉で「ボディ」ってあるよね。なんのこと?

● 赤ワインの味わいのタイプを表すことばなの

赤ワインは、味わいによってライトボディ、ミディアムボディ、フルボディとおおまかに
3つのタイプに分けられるの。
ライトボディは、さらりとして軽い味わい、フルボディは、濃く力強く厚みのある味わい。
ミディアムは、その中間くらいの味わい・・・と思ってね。

白ワインは、甘口、やや甘口、辛口などと、甘辛度で表されることが多いけれど
もちろん白ワインの中にもボディを感じさせるワインもあります。
いろいろ飲み比べてみてね。




ワインの裏ラベルに書かれてる酸化防止剤の亜硫酸やソルビン酸って身体に害はないの?

● 結論から言うと、全く害はないの。安心してね

ワインボトルの裏のラベルにある表示ね。
日本国内では添加物の表示が義務づけられていますからね。
亜硫酸だソルビン酸だというと、何か恐ろしげな感じがするね。
でもこれらはワインの質を保護する目的で添加されているの。
今話題のオーガニックワインにおいても、身体には無害の保証つきで
その使用を認められているくらいだから安心して飲んでいいのよ。
じゃ、ちょっと説明しましょうね。

---酸化防止剤・亜硫酸って?---

ワインが発酵前後に添加される化学物質の名前です。酸素と反応しやすい為、果汁やワインを
還元したり酸化から保護したり、バクテリアや腐敗酵母を殺菌する効用があるの。
亜硫酸は身体に良くない悪者のようにいわれてるけど、ワインに添加される亜硫酸はごく少量で
毎日1本ずつワインを50年以上飲みつづけても、まだまだ大丈夫。
日本の食品衛生法で定められているワイン中の残留濃度は350ppm(全亜硫酸中)と定められて
いるけど、それだけ飲んでもその量に達しないから、安心して。

というわけで、ワインは酸化に対してとても弱いから、もし亜硫酸を添加しなかったら
賞味期限はとても短くなるわね。生産から3ヶ月以内くらいのうちに、それも栓を抜いてから
すぐに飲んでしまわないといけなくなるね。
という事は、熟成させたワインなんて夢のまた夢・・・そんなのワインの楽しみがなくなるね。

---ソルビン酸って?---

カビやバクテリアの活動を制御する役目を持っているので、チーズや食肉などに広く使用されて
いる最も安全な食品添加物。この名前はよく目にするでしょ?
どうしてこれがワインに入れられるかというと・・・
ワインの醸造過程で、ワインにやや凝縮した風味や果実味を与えるために少しだけ糖分を
残すことがあります。瓶詰めした後で、この糖分をそのままにしておくとボトル内で再発酵
(瓶内二次発酵)して、ワインの質をひどく劣化させる恐れがあるの。
これを防いでワインを保護するために、ソルビン酸は添加されるのよ。

---結論!---

なにか身体に悪いもののように思われがちで、悪役っぽい印象の亜硫酸とソルビン酸は
実はワインを守る、頼もしい二人の騎士であったのです!
この騎士たちのおかげで、今日もあなたはおいしいワインを飲めるわけ。わかったかな?




 ポリフェノールは赤ワインに多く含まれるの?白には?
   どんなふうに身体にいいの?

● 赤ワインに多いです。

ポリフェノールとは、ブドウの種子や皮・果肉に含まれているプロアントシアニジン
リスベラトール、カテキン、タンニン等の総称です。
この「ポリフェノール」は果肉の部分ではなく、種子や皮に特に多く存在しているので、
発酵の時、皮や種子を一緒に漬け込む赤ワインに沢山入っているのです。
種子や皮を使わない「白ワイン」では含有量が低く赤の1/10ともいわれています。
でも、白ワインは殺菌作用が強く中世のヨーロッパでは、お薬として役立っていたそうですよ。

「ポリフェノール」は、活性酸素の害を防ぎます。
動脈硬化・糖尿病・白内障の予防や、美容面ではシミ・シワ・たるみなどの予防。
ポリフェノールは、自らが身代わりとなって酸化され体を守ってくれます。
その抗酸化力は有名なビタミンCやビタミンE、ベータカロチンの数倍あるそうですよ。