1999/03/19
お菓子でサンテミリオン

ここだけの話ですけどね、赤ワインと「 お菓子 」って、意外と合うんですよ
私が今ハマっている赤ワインの飲みかた(って言ったほうがいいかな?)
パンやチーズやお肉が合うのは、あたりまえでしょう?
でもお菓子に赤ワインなんて誰も思ってもみないでしょうね

サンテミリオンのシャトー・ヴィルモーリンを訪問した時の事・・・
蟻の巣のように張り巡らされた巨大な地下セラーを見学したあとテイスティングルームで
待っていてくれたのは、CHヴィルモーリン1996とパンかと思いきや、なんとクッキーのようなお菓子!
クッキーでもパンでもケーキでもない、その3つを足して3で割ったような歯ざわりのやさしい甘さのお菓子

ボルドー在住の通訳の方は、「 サンテミリオンの名物、マカロンですよ 」と説明してくれた・・・と
記憶しているのですが、違っていたら、ごめんなさい
とにかく、お菓子を食べてワインを口に含むと、あれあれ・・・ワインの中の甘味がお菓子の甘さと
舌の上でまあるく一緒になって、フルーティな酸味がすーっとその上を心地よく滑っていく感じ・・・
あ、お・い・し・い

ティスティングルーム シャトー・ヴィルモーリンの
← テイスティングルーム


うまく写ってないけれど
グラスの手前のお皿がマカロン

Chateau Villemaurine のエチケット →
ヴィルモーリン/エチケット

これは初めての体験でした
その時は「 甘いお菓子も意外に合うのね・・・ 」くらいなところで、忘れてしまっていたのだけれど
その後また、おいしい体験
友達が集まる気軽なパーティに、お気に入りのサンテミリオンを持参したのはいいけれど
和食だったので最後まで出番なし
「 どうする?りんごのケーキならあるよ。チーズが入ってるから合うかも・・」
「 リンゴぉ?いくらチーズが入ってるからって、合うわけないと思うよ 」
Kさん自慢の手作りケーキと聞いてみんな「 飲んでみよ!飲んでみよ! 」
おいしくなくたって知らないよ〜と思いつつ・・・・・
「 ん?焼きリンゴの香ばしい香りとも酸味とも、よく合ってる・・・・おいしいね 」
それからというもの、サンテミリオンと聞くと、「 お菓子!」
まるで <パブロフの犬> 状態です
果実味に溶け込んだ細かいタンニンが柔らかく甘いお菓子を包んでいくのが何とも言えない味わい
でもワインアドバイザーとしては、こんな事は言えませんね
何故って、一緒に「 お菓子でサンテミリオン 」した人たちの反応は、いつも
「・・・・・・・?」 です