1999/03/29
ブルゴーニュ VS カリフォルニア

普通のワイン会では物足りないワイン好きが集まっての、ブラインドワイン会パートU
今夜はブルゴーニュとカリフォルニアのピノノワール・シャルドネ対決です
比較的若い90年代のもので、という事になりました

CHARDONNAY

まず最初に注がれた白2本、色合いはどちらも殆ど同じような薄く輝く黄金色

@ の香りは、最初から甘く華やかな完熟した桃やトロピカルフルーツのよう
アタックはソフトで滑らか、程よい甘味があり、酸味とのバランスが良くて、とても飲みやすい
時間が経つにつれて新樽の風味を感じる
でも飲み続けると、最後には蜜やキャラメルのようになった香りの上に、その味わいの甘さが
しつこく感じられるようになってきた。もういいです、という感じ
こちらがカリフォルニアかな?

A の香りには最初、鉱物の匂いを感じる。時間が経つと樽からくるバニラ風味
木の香りも。口当たりはまだちょっと固く @ に比べて酸味が生きている感じ
しっかりとしたボディがあり、味わいに厚み、旨味がある
お肉料理にも負けないくらいの力があり今飲むにはちょっと早い
私としては、もう少し寝かせておきたいワイン、こっちがブルゴーニュでしょう

@ A
オ・ボン・クリマ・シャルドネ VS DM/ルフレーヴ・ピュリニィ・モンラッシェ
1996
オ・ボン・クリマ
シャルドネ
1993
ドメーヌ・ルフレーヴ
ピュリニィ・モンラッシェ
1er フォラティエール

殆どの人が正解でした。とても解かりやすかったのです
ブルゴーニュ、カリフォルニアとも、その性格というか感じがよく出ていたと思います
でも、オー・ボン・クリマが¥7500というのは、ちょっとねぇ
PINOT NOIR

二つのグラス(赤) 注がれた2本、はっきりとした色の違いがありました

@は 透き通った深みのあるルビー
Aは エッジにオレンジのかかった濃いルビー


@は赤いさくらんぼのようなフルーツを想わせる、控えめな閉じた印象の香り
スワリングをすると樽からの木の香り、湿ったような青海苔のような香りも
でも、まだ開ききってない若い香り
舌に感じるアタックは、きれいな酸味をもっているが、ちょっと固い
芯にしっかりとしたボディを感じるけれど、まだまだ繊細で、大人になりきっていない少年のよう
今夜開けるのは早すぎた、もったいないねという印象
繊細な味わいで、これは馴染みのあるフランスのもの

Aは注がれた瞬間から香り立つ熟したフルーツやジャムの香り
時間が経つにつれて複雑な熟成香・・・木樽、湿った皮、腐葉土などの香りが甘い香りの中に
次々浮かんでは消えて行きます。もう今が飲みごろ
フワッと包み込まれるように華やかな香りを持つグラマラスなワイン
ソムリエTさんもブルゴーニュ通のYさんも、「 絶対、こっちがブルゴーニュですよ 」
でも、なんだか違う気がする
こんなに、なまめかしいほどに熟してるブルゴーニュの90年代は、まだ飲んだ事がない
それに、なんとなくフランスらしくないぞ
とてもとても、おいしいくって、こちらの方が好きなのですが・・・
う〜ん、こっちがカリフォルニア!

@ A
ロマネ・サンヴィヴァン VS カレラ・セレック
1995
ロマネ・サンヴィヴァン
(Andre Cathtard)
1992
カレラ・セレック
マウントハーラン
ピノノワール

見事に熟成したブルゴーニュかと思いきや、実はカリフォルニア!
おいしいブルゴーニュを飲み慣れた人だけが、見事に欺かれてしまいました
ラベルを見て、皆ためいき・・・「 カレラ!?」
ここで今夜カレラを飲めるとは思ってもみませんでした
ワイン仲間のMさんがオークションで3万円で競り落としたとか・・・
なかなか手に入らない幻のワインではありますが、ブラインドで味を見た段階で
一体皆いくらの値段をつけるでしょうか?
とても素晴らしい味わいだった事は事実ですけれど・・・・ね

ワイン友達のみんなと セパージュにて